大会長挨拶
閉会の挨拶
閉会の挨拶にあたり、まずはご発表者の皆様、そして多くの参加者の方々に心より感謝申し上げます。また、今回の開催にあたり展示や広告にご協力いただいた企業の方々には深く御礼申し上げます。皆様方のご尽力により、今回の学術大会は、無事、成功裏に閉会を迎えることができました。本当にありがとうございました。
さて、今回の学術大会では、電気泳動法を用いた研究の最新トピックスを中心に、多くの発表や議論が行われました。様々な研究背景を持った研究者や技術者が一堂に会することで、参加者の皆様一人一人が新たな知見を得ることができたのではないでしょうか。皆様にとって、本会が最新の研究技術や知識のアップデートに貢献することができておりましたら、非常に嬉しく思います。また、情報交換会では、石垣島の美しい自然を背景に、会場外でも活発に議論を交わし、親睦を深めることができました。このことも本会のもう一つの大きな成果だったのではないかと感じます。
本学会は、1950年の創設以来、”電気泳動法と関連技術の進歩・普及をはかり、医学や生物学など幅広い領域における応用研究を促進すること”を目指して活動を行ってまいりました。今回の学術大会においても、その理念に基づいた多くの研究活動の成果が発表され、新たな可能性が示されました。しかしながら、まだまだ解決すべき問題や技術的課題が残されています。これらに対しては、今後も学会全体で取り組んでいくことが必要です。
これからも本学会はこのような課題解決や電気泳動法を通じた研究発展の一助となれるよう、積極的な活動を続けてまいります。学会の普及活動の強化や若手研究者の支援など、さまざまな取り組みを進めていく所存です。今度とも皆様方のご支援、ご協力をいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
今回の学術大会が皆様方にとって有意義なものとなりましたことを願いつつ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
大会長 近藤 格 国立がん研究センター・希少がん研究分野 |