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会期：２０２５年１０月２５日（土）～２６日（日）会場：愛媛大学南加記念ホール、校友会館　（松山市文京町３番）

大会長挨拶第76回日本電気泳動学会学術大会を愛媛大学　南加記念ホールおよび校友会館にて開催する運びとなりました。この学会は非常に歴史のある学会で、松山では25年ぶりの開催となります。また、電気泳動技術も長い歴史を持ち、その技術は現在でも生命科学、医療、臨床検査分野などで数多く利用されています。電気泳動は電場における化学種の移動を利用したものですが、これを電場や磁場の下でイオン化された化学種を移動させた技術が質量分析であり、この技術も生命科学、医療、臨床検査分野などで数多く利用されています。今後も新規の科学技術が生み出され、これらが様々な方面で利用されることが期待されます。そこで、本学術大会のテーマは「電気泳動を基軸とする科学・医療技術への新展開」といたしました。電気泳動技術を振り返りその多方面への利用状況を学び、この技術のような息の長い新技術の創生を若い皆様にも目指していただきたいと願っております。この大会では、電気泳動学会発刊の雑誌のバーチャルイシューの紹介、電気泳動技術から新技術への展開、臨床検査、医療への応用などのシンポジウムを企画する予定です。また、学会賞受賞講演などの各種講演に加え、全国から電気泳動技術やその応用などに関わる研究者（一般・学生）が一堂に会し、口頭発表およびポスター発表ならびに活発な討論を行う予定です。皆様のご参加をお待ちしております。　島﨑洋次　（愛媛大学大学院理工学研究科）